2010年11月21日日曜日

フレーザー島は雨模様!

久しぶりに世界遺産の砂の島、フレーザー島からのPJ便りです。

昨日の午後、ブリスベンを出て車でおよそ4時間。リバーヘッドからフェリーに乗り換え、フレーザー島のエコリゾート、キングフィッシャーベイリゾート&ビレッジにやってきました。残念ながら、途中で雨が降り始め、島に到着の頃はすっかり雨もよう。
とにかく、今日は晴れて、、、と願うような気持ちで朝を迎えたところ、屋根を打つ飛んでもない激しい雨の音。今日は、朝の満潮時に視察に来た方を連れてマングローブまでカヌーツアーを実施する予定。でもこの天気ではちょっと無理! とほとんどあきらめていました。

ところがところが、ツアー開始8時少し前になったら雨がぴったと止んだのです。
何というタイミング、、、。レンジャーのキャサリンを先頭に、UKから来たご夫婦と、キャンベラに滞在中の外交官?らしいドイツ人、オーストラリアから参加したご夫婦、そして日本人の女性2名とでいざ、出発。天気こそ、クィーンズランドらしい日差しには恵まれなかったものの、風もなく海は完ぺきななぎ状態。しかも日差しがない分、暑くもなく、写真を撮るにもどちらからも影にならないという最高のコンディション。


レンジャーのキャサリンが途中で、日本人女性のカヌーに乗り換えでマングローブの林の中へ。ここフレーザー島にはマングローブが群生している場所が多くあり、島の生態系の重要な役割を果たしています。汽水域に生育するマングローブにより、小魚や甲殻類の絶好の生息場所を提供しています。満潮時のみ、この林の中をカヌーでゆっくりと入っていくことができます。




どこにでも根を伸ばして成長するレッドマングローブや、大きな木のように広がって森を作るオレンジマングロープはまさにこれから花の時期を迎えます。そして小さな白い花を咲かせるグレーマングローブなど、マングローブの品評会のような林は野鳥の宝庫でもあります。

フレーザー島は、340種を超える野鳥が確認されていますが、様々な植生を持つフレーザー島にはそれぞれの植生に集まる野鳥がいて、多様な種類の野鳥が観測できることからもバードウォッチングパラダイスです。


カヌーツアーは、フレーザー島にいらしたら、ぜひおすすめしたいアクティビティーのひとつです。若い方だけでなく年配の方にも安心して参加できますし、島を海から間近で見れる絶好の機会です。マングローブの林の中をカヌーで静かに進んでいく気分はまさに島の魅力を独り占めした気分になれます。今日、参加された方も皆さん大満足でした。

キャンベラから参加したドイツ人の男性の方は、先週の金曜日からリゾートに滞在し、カヌーツアーはすでに2回目。この日の午後は一緒に来ている家族とまた参加したいとのことでした。あなたもきっと病みつきになること間違いなしですよ。

2010年11月13日土曜日

地域の暮らしを守ることが地域らしさを保つこと。それが地域の宝!

日豪環境ボランティアプログラム報告  その5

10月27日(水曜日)

日 本国内とオーストラリアから参加した環境ボランティアのメンバーにとって、今日はボランティア作業も終わって、地元の方との交流などを楽しむレジャー デー。


紅葉も進んで下から見ているだけで、きっと素晴らしい紅葉が見られるだろうと期待していた白山林道は昨晩の雪のために通行止めに、、、。残 念ながら、紅葉の真ん中に行くことは出来ませんでしたが、その代わりに遠くから冠雪した山並みを楽しみました。




山の上ではまだ雪が降っていたようで朝は 雲っていて、気温も3度。その後、次第に晴れ間も見えて見事な景色が見られました。山は着々と冬へと突入し、里でも秋が深まっていくそんな感じで、昨晩か ら今朝にかけてまさに季節が変わったと実感しました。




昼食は、地元の方に自分の家の畑で取れた食材を調理して、地元 の秋ならではの料理を準備していただきました。「人に角を見せない、、、」というお母さんの教えで必ずおにぎりは丸くにぎるという さとうさんの説明を 聞きながら、地域の暮らしから生まれた食文化を堪能しました。




地域ならではの暮らしの中には、今では既に継承者もい なくなって失いかけているものもあります。その中のひとつが、かつてはどこの家でも冬場や夜の作業としておこなっていたヒデ細工があります。
ヒデとは、地 元でカエデやサクラなどの冬の雪に埋もれても折れずにしなる木を上手に短冊状のヒモ状にしたもので、これを上手に編んでカゴや道具入れなどを作っていまし た。そして一年使うとまた新しい年に新しいものを作るという作業を続けてきたそうです。




地元で唯一人のヒデ細工の達人に一番簡単なヒデ細工のカゴの作り方を教えていただきました。(とはいえ、私たちには大変な作業でしたが、、、。)








何と参加した人達の中で一番器用にこのカゴを作ったのは、オーストラリアから参加したステーシー。得意げにポーズ!


冬の厳しい環境の中で人々は知恵を使って、助け合いながら巧みに生活を続けていた白川郷。
世界遺産に指定されているのは、合掌造りの家だけでなくそこで今も昔と同じように生活を続けている村の人達の存在も含めて、世界遺産の価値として評価されています。
人が住むことによって守られる合掌の家、また人が使うことで保全される里山。また使い続けることで継承されていく工芸品など。人が介在することで守られている地域らしさのあり方を再確認した環境ボランティアプログラムでした。



地元の方の多くのご協力によって、4回目の日豪環境ボランティアプログラムも無事終了しました。来年もまたどこかの地域で環境ボランティアプログラムを通し て、地域の方と一緒に”地域らしさ”とは、また本当の”日本らしさ”とは何かを日豪両国からのボランティア参加者と共に体験することを楽しみにしています。今回のプログラムにご参加いただいた方、プログラムの実施にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。


(日豪環境ボランティアプログラム報告 終)

2010年11月10日水曜日

茅場を広げる作業で里山保全

日豪環境ボランティアプログラム報告 その4

10月26日(火曜日)
白川郷の茅葺屋根の家を保存していくために重要なのは十分な茅の供給と茅葺作業をする人。どちらも現在では激減し、維持が大変になってきています。かつては、秋の風物詩だった茅刈りの作業も、人手不足と茅葺屋根の家の減少から少なくなってしまっています。それでも、定期的に茅刈りを行わないと、茅場はどんんどん衰退してしまうのだそうです。

そこで、ボランティア活動の4日目は、初日に行った茅場を拡張するために、既に他の植物によって占領されている場所をいったんきれいに刈り込む作業を手伝いました。



作業を始める前に、どうしてこの作業が必要なのかの説明を受けました。





茅場は茅の獲得だけでなく、人と野生動物が共存するためのバッファだったということです。野生動物はこのバッファより中に入っては人間がいて危険とそれ以上立ち入らなかったのが、茅場が荒れて山の様相と変わらなくなると野生動物も自分の生息区域と人の生活区域と区別がつかなくなり、その結果、人家のすぐ近くで野生動物を見ることにつながるのだそうです。




かつて、里山では人が使うことで守られていた自然がありました。それが生活の様式の変化によって使わなくなったことで荒れてきてしまっている現実がありました。日本の自然環境はこうした里山を人の手を入れて守っていくことで、生物多様性を保持し、かつての風景を保全することができるのです。そのためには、里山を持続的に活用することも大きな課題です。

オーストラリアから参加したボランティアメンバーと

お天気にはどうも見放されている環境ボランティアプログラムでしたが、この日も雨にも負けず作業を行いました。気温もかなり下がってきてこの日の夜、白川郷の周辺の山では雨が雪に変わりました。

(日豪環境ボランティアプログラム その5へ続く)

2010年11月4日木曜日

里山の整備作業

日豪環境ボランティアプログラム報告 その3

10月25日(月曜日)
 この日は生憎の雨。それもかなり強く降ってきて作業するには厳しい一日でした。

里山の管理は定期的に手を入れないと、雑多な植物が繁茂して手に負えない状態になってしまいます。この日は、そんな状態になった川沿いの一角を整備することになりました。また、ここは白川郷の昔ながらの様子がわかるように作られた民家園の中でもあり、人手不足などから野放し状態いなっていました。

笹などが蔓延ってしまっている土地




雨の降る中でも、多くの人たちで一緒に作業をすると驚くほどあっという間にはびこった植物が片付けられていく。








作業とともに、最初は見えなかった川が現れてきた。






すっかりきれいになって見通しがよくなった
恒例のグループショット

里山の整備に必要な作業として、実施した作業でしたが継続することによってさらに里山本来に生育する植物が戻ってくるそうです。地元の人たちの手によってこの作業がきちんと継続して実施されることを願い雨の日の作業を終了しました。この後の温泉がどんなに嬉しかったことか、、、。

(日豪ボランティアプログラム報告はその4に続く、、、。)

白山国立公園の外来種駆除


日豪環境ボランティアプログラム報告 その2

10月24日(日曜日)
白川郷でのボランティアプログラムの2日目は、白山国立公園内でも利用者の多い白山への登山口大白川地域で外来種駆除を行いました。

石川県側から参加されたボランティア団体(環白山人)の方と一緒に登山靴や車のタイヤで運びこまれた種によってはびこった外来種(オオバコ)を根切りという道具を使って駆除。固有種のハクサンオオバコと交配してしまうことで変種が生まれるのを防ぐ必要があるということです。

外来種オオバコの説明を聞く

まずはやり方を教えてもらう

黙々と作業をする参加者

この日は週末ということもあり、家族連れで参加した地元からの参加者、関東地方など他地域からの参加者、そしてオーストラリアからの参加者が一緒に作業。登山口周辺は特に、オオバコが広くはびこり、この上を歩く登山客によってオオバコは登山道のさらに高いところまで運ばれてしまうため、ここでの作業は重要との説明を受けて懸命に作業をしました。

オオバコを除去したところだけ土が見える 



地面とにらめっこ状態の地味な作業ながら、一緒に作業をする仲間とおしゃべりしながらで楽しく過ごす。しばらく経つと見違えるほど、周辺からオオバコがなくなって感動。
私たちのボランティアの作業は小さな力かもしれませんが、こういう作業を通じて地域の自然環境を守るために地域に住む人達が協力しあうことの大切さを共有することができた気がしました。




(白川郷日豪ボランティアプロラムは、その3へつづく、、、、。 )




2010年10月25日月曜日

ボランティアプログラム初日は、茅刈りのボランティア

白川郷で実施している日豪環境ボランティアプログラムの初日は、茅刈りのプログラム。
合掌造りが残っている白川郷では、数十年に一度、屋根のふき替えのために大量の茅が必要ですが、最近は合掌造りが激減しているだけでなく、必要な茅自体を地元で賄うこともままならない状態です。
茅を毎年刈ることで確保していた茅は、人口の減少や老齢化によって茅場と言われる茅のための畑の手入れができていません。そのために、茅の確保が難しくなっているのです。

今回は、少なくなっている茅場の手入れと、茅刈りのお手伝いをしました。
地元の茅刈り名人の指導のもと、オオガヤ(すすき)を刈り、それを束ねさらにその束を3つ合わせて茅を立てて干します。その作業を日豪のボランティアが力を合わせて行いました。





日豪のボランティアチーム
これがかつての白川郷の秋の風物詩

2010年10月22日金曜日

白川郷で日豪環境ボランティアプログラム

今日から、世界遺産の白川郷で日豪環境ボランティアプログラムを実施します。

昨晩、オーストラリアからの参加者と国内の参加者と初顔合わせ。まだ、ちょっと緊張した感じもありますが、朝の食事では打ち解けて会話も弾んでいました。
今日から、いよいよ7日間のプログラムが始まります。

4回目の実施となるこのプログラムは、毎年日本国内の様々な地域で環境保全のために活動しているNPOやボランティア団体と協力して国内のボランティアの参加者とオーストラリアから参加するボランティア参加者とが、一緒に汗を流し、時間を共有し、地域の方との交流を通じて環境保全に対しての意識を深め、地域の魅力を体験します。 普通に旅をしては絶対味わうことができない、その土地ならではの魅力を知るプログラムで、オーストラリアからの参加者にも、国内各地からの参加者にも大変好評です。

今回は、白川郷の歴史や文化、暮らしぶりを学び、この土地に必要なボランティア活動を参加者と地域の方が力を合わせて楽しく実施します。さて、どんな1週間になることでしょうか、、、。

そろそろ、朝の集合時間なので、続きはまた。

2010年10月21日木曜日

地元の高校生と地域振興の話し合い in 下呂市

岐阜県下呂市の高校の観光科の先生から突然メールをいただいたのは、今年の夏休みのこと。
春に実施した、訪日エコツアーの様子を新聞で読んで、ぜひ子供たちにその話をして欲しいとのことだった。海外から来る人達に自分たちの地元をもっと楽しんでもらいたい、そのために自分たちでもプランを考えてみたので、実際に海外から来る人達が何を求め、何を感じているか、現場の声を聞きたいとのことだった。

高校生が地元の振興に真剣に取り組もうとしている、、、。こんなに素晴らしいことはない。
さっそく下呂市の観光課にも声をかけて、ぜひこの機会を地元の事業者にも聞いてもらいたいと提案。それが、今回実現した。

昼休みが終わった午後の2時間をこの時間にあててもらう。
地元の高校の観光科の2年生と3年生の代表が、自分たちが考えた下呂を楽しんでもらうツアーの中身について紹介。下呂市の抱えている現状の分析などはなかなかのもの、、、。低下してきている訪問客の数、滞在期間も短く、一人当たりの落とす金額も安価になっている。 下呂市は近隣の高山や白川郷に行く人達の通過地点としての位置づけ、、、、。このままでは、一世を風靡した下呂温泉をはじめ、地域の観光業はどんどん落ち込んでいく、、、。そんな不安の中から新しい観光で外から客を誘致できないか?というのがテーマだ。
その中で彼らが注目したのが、"エコツアー"。 地元の温泉だけではなく自然資源をも活用し、それらを大事に守りながら、地域らしさを体験してもらうツアーを実施してみたいとのことだ。
私が今年の4月にオーストラリアのグループのためにプロデュースした小坂の滝をめぐる旅に興味を持ってくれた。


実際に行われたツアーを作った背景、何を考え、何を求めてこのツアーを作ったか、また地元で案内をしてくれた飛騨小坂の滝200の会の人達が苦労したこと、実際のツアーの客からの反応などについても紹介しながら、海外からの客が求めている日本らしさの体験、そのために地域に望まれることなど、話はかなり幅広く、具体的に進められた。
その後、来年のプログラムについての地元の事業者との話し合いにも高校生の代表4名に参加してもらい、実際に見てもらった。 コースの設定や、安全管理、自然環境でのインタープリテーションの方法、当日のお弁当の中身まで、、、。そして、高校生からの意見も聞いてみた。なかなかユニークなアイディアもたくさん飛び出し、実際にその中のいくつかは来年実施してみようという話に発展した。 地元の事業者や行政にとってもいい刺激になった時間だったようだ。


地域の様々なステーキホルダー(受益者)がそれぞれの立場で話し合いをすることで見えてきた、新しい地域の宝。手ごたえのある貴重な時間をシェアすることができた。

より魅力的な地域づくりは、地域に住む人が自分たちの場所に誇りを持ち大事に思うことがまず第一、 そして地域の宝をみんなで探し出し、それをどうやったら外から訪れる人に伝えることができるかを一緒に考える、外からのアドバイスや支援で気がつくこともある。みんなが力を合わせることで新しい扉が開く。今回のこの取り組みは、地域にとっても、そして新しい地域の担い手にとっても、きっと新しい扉を開くきっかけになる。そんな確信を抱いた。

2010年10月19日火曜日

縄文人からのメッセージ!?

東京を離れて下呂温泉にやってきています。
地元の方の案内で現地を視察中。地域の魅力を再発見し、エコツーリズムで地域振興をと考えている地元の皆さんを応援しようとお手伝いさせていただいています。

これから2日半をかけて、下呂市内を色々見てまわる予定ですが、初日の今日はとっても面白い場所に連れて行っていただきました。
それこそ、今はやりのパワースポットらしいです。私も初めて知ってびっくりしました。何やら巨石がごろごろ転がっている場所です。

ここは、下呂市の南に位置する金山地区にある金山巨石群。火山の爆発などで巨石がごろごろっている場所は他にも見たことがありますが、ここはそれともちょっと違うみたい、、、。
岩屋岩陰巨石群、線刻石の巨石群、東の山の巨石群の3つの巨石群の総称ですが、何とここは古代人の太陽観測の痕跡のある場所なんです。

石に刻まれたのは太陽の方向や差し込む形を記したメッセージ?

案内をしてくれた金山巨石群調査員の徳田紫穂さんは、13年前に発見されたこの巨石群をずっと調査し続けて、ようやく解明されたその巨石の意味の一部を熱く語ってくれました。その説明によるとこの巨石の石と石の間から差し込む太陽の光は、夏至、冬至、春分、秋分の日を正確に伝えるばかりか、夏至の60日後の8月20日頃、冬至の60日前の10月23日頃、冬至の60日後の2月20日頃、そして夏至の60日前の4月22日頃をこれまたしっかり教えてくれる太陽光の差し込む場所があるというのです。まさに、ここはギザの三大ピラミッドやアブ・シンベル神殿のように太陽の光によって暦を知る古代エジプト太陽暦と同じような役割を果たしていたようです。

この岩の切れ目の真ん中に太陽が沈む時が冬至

既に10年以上観測を続けているために、撮られたたくさんの写真でそれが現実に起こっていることを証明しています。そして、密かにファンの間ではブームとなって、毎年この時期にここを訪れる人たちが増えているとのことでした。ちょうど今日も、名古屋から日帰りで訪れたカップルが雑誌で紹介されたパワースポットだと聞いて見に来たということでしたが、たまたま徳田さんの説明を聞く機会があって感激していました。

巨石を目の前に古代人の世界にタイムスリップしたような不思議な感覚とともに、古代人がこの暦を知ることで自然からの恵みを受け、自然と一体となって生活してきた知恵に感動を覚えました。人類の自然との営みは遠い昔からこうやってつながってきている、、、、。現代人が忘れかけているそんな自然との深いつながりをもう一度思い出させるためのメッセージでは、、、、そんなことを考えた午後でした。

金山巨石群では、10月23日にもそんな光のドラマを見るチャンスがあるかもしれません。金山巨石群の詳細は、こちら

2010年10月17日日曜日

はじめてのUstream番組が終わって、、、、。

10月13日(水曜日)にはじめてのUstream番組"エコ旅Wednesday"が何とか無事に終了しました。

何だか、まだ慣れずにお恥ずかしいのですが、録画でもご覧いただけます。
オーストラリアのエコツアーや、ワインの魅力についてご紹介しています。

ワインアドバイザーの廣嵜先生と、ワインコーディネーター奥村氏と

今後も月一回ですが、水曜日の夜9時から1時間、オーストラリアやエコツーリズムに関して、いろいろな話題を提供できたらと思っています。麹町ワールドスタジオ(@kwstudio_)でお会いできれば嬉しいです。ぜひ、Twitterでもご参加ください。

そして、そして番組の中でもご紹介しました10月26日にはクラブオーストラリア主催のオーストラリアワインセミナーを実施しますので、ぜひこちらもご参加ください。詳細は、クラブオーストラリアのHPをご覧ください。

2010年10月10日日曜日

Ustreamに初挑戦!!

ブログもTwitterも初心者で慣れないことばかりですが、機会があってUstreamに挑戦することに、、、。

平日の夜9時から1時間放送している麹町ワールドスタジオの水曜日を月一回だけ担当することになりました。
初回は、10月13日(水曜日)の午後9時からです。私(@pjbrisbane)の担当は、“エコ旅Wednesday"と題して、エコツーリズムの話題とオーストラリアの話題を中心にお届けする予定です。

よかったら水曜日午後9時になったら覗いてみてください。http://http;//www.ustream.tv/channel/kwstudio
Twitterで参加していただければなお、嬉しいです。(#kwstudio)

番組前半はエコツーリズムの話題をお届けします。
初回はやはり、オーストラリアのエコツアー、、、。
エコ大陸オーストラリアと言えるほど、オーストラリアは自然を楽しむ様々なプログラムがあって、それぞれの地域で質の高いツアーや、環境への配慮をうたったエコロッジやエコリゾートなどが数多くあります。
また、そんな宿泊施設やツアー、さらにはガイドまでもそのレベルを客観的に評価するプログラムもありますので、初めての方でも質の高いプログラムを選んで参加したり、宿泊したりすることが可能です。

今回は、そんなエコツアーの楽しみ方を、地球の歩き方の編集長としておなじみの伊藤伸平さんをゲストにお迎えして、色々お話します。伊藤さんに何かご質問があれば、Twitterでご参加ください。
これから、オーストラリアへ行こうとお考えの方はぜひご覧ください。
また、おなじみのフレーザー島のエコツアーの話も飛び出すはずです。

番組の後半では、オーストラリアの楽しみ方をご紹介しますが、初回はまだあまり知られていないオーストラリアワインの魅力についてご紹介します。
このコーナーのゲストには、クラブオーストラリアで一緒に活動している仲間の一人、奥村慎次さん(彼は、旅行会社にお勤めですが、ワイン通が高じてワインコーディネーターになってしまったそう。)と、オーストラリアワインの伝道師、廣嵜明博(ひろさきあきひろ)さんをお迎えします。廣嵜さんは、日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザーで2003年、世界ワインコンテスト「ジャパン・ワイン・チャレンジ」で最優秀日本人審査員賞を初めて受賞された方です。
10月26日にクラブオーストラリアが主催するワインセミナーの講師も務めていただいています。
お二人にたっぷり、オーストラリアワインの魅力、楽しみ方を語っていただく予定です。

初めてのUstreamなのでどうなるかわかりませんが、どうぞ皆さんも応援してください。

2010年9月28日火曜日

北海道は実りの季節!

昨日、東京からお昼過ぎに旭川に到着。車で実りの秋の大地を見ながら美瑛へ、そしてあの大雨で被害のあった天人峡を回って旭岳温泉に宿泊しました。

天人峡温泉はただいま修復中

 
今年の暑い夏は北海道の農作物にも色々影響があったようで、米の収穫もじゃがいもの収穫も例年によりはやかったそうです。
今は、玉ねぎが天日干しされ、ビートが収穫の時期を待っている状態です。



たまねぎは天日干し中



収穫を待つビート

急に天候が変わって数日前に降った雪で、十勝岳も旭岳もうっすらと雪景色でした。

滞在した温泉ホテル"湧駒荘(ゆこまんそう)”は源泉かけ流し、、、、。5つの源泉を持ちそれぞれお湯の色も効能も違うという贅沢な温泉、、、。温度も低いので長くゆっくり入るには最高。旭岳に登る登山客には最近人気だとか、、、。
露天風呂に入って話をした地元の登山客によると、夏の暑さと急な雪で旭岳の今年の紅葉は色づかないうちに終わってしまいそうとのこと、、、。ちょっとがっかり!

確かに、今日も山の下は20度もあってかなり暖かい。そのせいか紅葉はまだほんのわずか、、、。
このまま終わってしまうか、少し色づくかはこの後のお天気次第だそうです。

今日は朝は晴れ間も見えていたのに、風が強く何んと旭岳の姿見の池に行くのを楽しみにしていたが、ロープウェイが運休。旭岳の1000メートルくらいの森を歩くことに、、、。
それでも、黄色くなってきた木々に秋の風情を感じました。
少しはじまった紅葉

ところが、旭岳から美瑛に戻ってきたあたりで小雨が降り始め、夕刻富良野についた頃には雨。
明日はお天気回復してくれないかな、、、、。

2010年9月26日日曜日

明日から北海道へ

明日から8日間の予定で北海道へ行ってきます。旭川からぐるっと回って釧路まで、、、、。
仕事ですが、秋の紅葉も始まっているようですし、楽しみです。

地域でエコガイドをやっている方とフィールドでお会いするのも楽しみです。久しぶりに都会を離れて自然の中へ、、、、。身体が自然のエネルギーを欲しているようです。

2010年7月24日土曜日

今年もクジラの季節到来です。

毎年、8月から10月までの約3カ月間は、南氷洋に帰るザトウクジラを見ることが出来る最高のホェールウォッチングシーズンです。



オーストラリアのクィーンズランド州にある世界遺産の世界で一番大きな砂の島、フレーザー島と本土に挟まれたプラティパス湾は、内海で外海の荒波を受けない、穏やかな海です。

ここには、毎年10000頭を超えるクジラが立ち寄ると言われ、中には数日滞在するクジラもいて個体識別調査において毎年同じ場所に戻ってくることも確認されています。

そんな最高のホェールウォッチングのスポットで、心に残る自然体験はいかがでしょうか?

今年も最初に目撃されたクジラが確認され、いよいよ本格的なホェールウォッチングシーズンが8月からスタートします。

今年こそは、ご自身の眼でぜひその勇壮な姿をご覧ください。

フレーザー島でのホェールウォッチングとツアーの詳細はこちらをご覧ください。

2010年2月3日水曜日

フレーザー島へのアクセスが変わります。

2010年2月1日から本土からフレーザー島へ渡るポイントは、River Heads(リバーヘッズ)からに一本化されました。これまでご利用いただいていたUrangan (ユランガン)からのカタマランの運航は中止されましたので、ご注意ください。

フレーザー島にお出かけの方は、新装フェリーでの移動のみとなります。
詳細のタイムテーブルならびにご予約はこちらをご覧ください。