2011年2月18日金曜日

大洪水から一か月のブリスベン。そしてこれから、、、。

2011年の幕開けは、洪水とサイクローンという天災に見舞われたQLD州。私の住むブリスベンも大洪水の被害を受けました。

たまたま日本で年末年始を過ごしていてそのすさまじさはニュースやスカイプで友人から聞く範囲でしかわからなかったものの、月一回配信しているUstream番組、麹町ワールドスタジオ"小林寛子のエコ旅Wednesday"で現地の生の様子を紹介しました。その時の様子はこちらのブログをご覧ください。

Reader picture: Colin Power Source: Supplied / Courier Mail
そしてそれから一カ月後にブリスベンに戻って復興の様子を見て災害の大きさを改めて感じました。その時に取材した様子は、2月9日の同番組で配信しました。

一か月たってようやく仕事を再開した生花市場。復興までは半年はかかると言われていたブリスベン川を運行するキャット(双胴船)もその半分が戻ってきました。2月13日(日)には15槽のシティキャットと7槽のフェリーがブリスベン川でパレードを行いました。完全復興を4月までに果たしたいとしています。

また、洪水時には泥まみれになっていたプールを地元の人たちが力を合わせてきれいにして、子供たちが使えるようになったという明るいニュースも今夜流れていました。QLD州の洪水から1か月で、日本では既に昔の話になってしまっているかもしれませんが、大洪水の復興はまだまだ長い道のりが続いています。

QLD州の相次ぐ災害で基幹産業のひとつでもある観光業にも大きな影響が出ています。風評被害も含めて、災害の影響がなかったところでも観光客が減少するという問題です。今こそ観光でQLD州を訪れていただくことが、地元の支援にもなります。
エコツーリズムの業界でもQLD州内でそんな被害のなかった場所や既に復興している場所を応援しようと、動き始めました。オーストラリアのエコツーリズム協会『Ecotourism Australia』では、OPERATION rECOvery という新しいウェブページを作ってプロモーションを始めています。
http://www.greentravelleaders.com.au/5f455d17-799d-42c1-8791-f202b3c1c4dc.html


春休みやゴールデンウィークなど、これからどこへ行こうかとお考えであれば、QLD州内で環境に留意して運営している優良商品として評価されているこれらの場所へ出かけてみてはいかがでしょうか? 期間限定で割引や特典をつけて、観光客の呼び戻しを図っています。ぜひ、ご協力を!!

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