2008年5月21日水曜日

霧多布にも春の訪れが、、、。

オーストラリアからのボランティア参加者たちと霧多布トラストのメンバーと共同で今日からさっそくボランティア活動がスタートしました。

昨晩までの嵐のような天気が嘘のように晴れ上がり、朝はかなり肌寒かったものの日中になると気温も上がり、最高のボランティア日和でした。


午前中はボランティア活動の現場となる霧多布湿原を長靴を履いてガイドと一緒に歩きました。


春がまだ浅い、霧多布でも水芭蕉をはじめ、春の花が咲き、木々の枝にも芽吹きが始まっています。
霧多布が緑に変わるのは6月になってからとのことで、まだ全体に茶褐色ですがその中にもぽつんぽつんと緑の新芽が見えてきて、水たまりにはたくさんのおたまじゃくしも元気に泳いでいました。
北の大地の東のはずれの霧多布にも遅い春が訪れています。

  

午後は、湿原のすぐ裏山の森の保全活動に汗を流しました。
森の環境を守ることが、つまりは湿原を守ることにもつながります。
森の土がどんどん流れていかないためにも森が健全であることは大事なこと、、、、。
そこで、定期的に森は間伐を行い、その間伐材をつかって湿原の柵やベンチ、木道などを作っています。
今日は、その間伐した木材の運び出しの手伝いをしました。
みんな汗ダクになって大きな枝を手分けして運びだしました。

 

最後にはびっくりするほど森がきれいになり、たくさんの間伐材が集められました。




この森は子供たちの環境教育の場として使用されます。
ここで遊びながら学習する子供たちも安心して飛びまわれる環境になりました。

今日集めた間伐材を使って今度は湿原の柵作りを行います。

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