2010年11月4日木曜日

白山国立公園の外来種駆除


日豪環境ボランティアプログラム報告 その2

10月24日(日曜日)
白川郷でのボランティアプログラムの2日目は、白山国立公園内でも利用者の多い白山への登山口大白川地域で外来種駆除を行いました。

石川県側から参加されたボランティア団体(環白山人)の方と一緒に登山靴や車のタイヤで運びこまれた種によってはびこった外来種(オオバコ)を根切りという道具を使って駆除。固有種のハクサンオオバコと交配してしまうことで変種が生まれるのを防ぐ必要があるということです。

外来種オオバコの説明を聞く

まずはやり方を教えてもらう

黙々と作業をする参加者

この日は週末ということもあり、家族連れで参加した地元からの参加者、関東地方など他地域からの参加者、そしてオーストラリアからの参加者が一緒に作業。登山口周辺は特に、オオバコが広くはびこり、この上を歩く登山客によってオオバコは登山道のさらに高いところまで運ばれてしまうため、ここでの作業は重要との説明を受けて懸命に作業をしました。

オオバコを除去したところだけ土が見える 



地面とにらめっこ状態の地味な作業ながら、一緒に作業をする仲間とおしゃべりしながらで楽しく過ごす。しばらく経つと見違えるほど、周辺からオオバコがなくなって感動。
私たちのボランティアの作業は小さな力かもしれませんが、こういう作業を通じて地域の自然環境を守るために地域に住む人達が協力しあうことの大切さを共有することができた気がしました。




(白川郷日豪ボランティアプロラムは、その3へつづく、、、、。 )




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